よくある質問
介護老人保健施設とはどのような施設ですか?
入所サービスは介護保険の第一号被保険者及び第二号被保険者で、要介護状態と認定された方が利用できます。
通所サービス・短期入所サービス は、上記の方と要支援状態と認定された方が利用できます。
どのような方が対象となりますか?
入院等による病院での治療の必要はないけれども、体力や足腰の衰えから以前の様に自宅で生活を送ることに不安を感じているという方に対し、自宅に戻るためのリハビリテーションや看護・介護によるケアを行う施設です。
そのため、医師を始め看護師・理学療法士・作業療法士等医療職が手厚く配置されており、永く生活の場としてご利用いただける特別養護老人ホームとは性質が異なります。
入所中、かかりつけ医や専門医に受診することはできますか?
基本的には病院を受診したり、薬を貰ったりすることは、法律上できません。施設の医師が主治医となるため、施設での診療を受けることが基本となります。ただし、施設医師の判断により受診が必要と認められた場合には、受診をお願いすることもあります。
現在服用中の薬は継続できますか?
入所後は施設医師による処方となりますので、現在、内服・使用されているお薬は当施設の同種同効薬へ変更させていただく場合があります。
なんな苑にはどのようなサービスがありますか?
入所サービスは専門スタッフによる日常生活動作に必要なリハビリテ ーションを行い、生活の自立や家庭復帰を目指します。短期入所サービスはご家族の介護疲れや、冠婚葬祭、旅行などの際に、入所サービスと同じサービスを提供します。
通所サービスは在宅療養されている方にリハビリテーションやレクリエーション、入浴、食事などのサービスを提供します。
どんなリハビリテーションをしますか?
足・腰等の身体機能に重点をおいた歩行訓練、関節可動域訓練等の運動リハビリテーションや認知症への進行予防や抑制のための能力トレーニングという個別・生活リハビリテーションを理学療法士や作業療法士という専門職により行っていきます。生活を送るうえで、ご本人やご家族が感じている課題や自宅復帰や施設入所等次のステップアップに向けての目標を確認し、それに合わせたリハビリプログラムをたてていけるのが特徴的です。
施設にはどのようなスタッフがいますか ?
医師、看護職、介護職、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、支援相談員、 介護支援専門員(施設ケアマネ)、薬剤師など、それぞれの職種でお互いの責任をよく理解し、専門的知識・技術を充分に発揮しながら、ひとりのお年寄りに係るチームワークを大切にしています。
入所中に近所への外出やお泊りの外出もできますか?
なんな苑のスタッフもご利用者のストレス解消に公園や外食に出かけるイベントを企画しています。それ以外にも、ご家族が付き添いで近所に買い物に出かけたり、ご家族宅へのお泊り外泊もできます。お墓参り、ご家族との会食、お孫さんの結婚式への出席、お正月での 一家団欒など入所後も楽しんでいただけます。
※コロナ感染状況により、現在休止しております。
入所期間や退所後の方向性について不安があります。
介護老人保健施設は中間施設のため入所期限があり、おおむね3ケ月から6ケ月を目安としています。
この入所期間に関しては、定期的に行う入所継続評価会議において、家庭の状況や、ご本人の状態等を総合的に判断し、継続的に入所が必要なのかを協議しています。
在宅復帰が可能となった場合には、施設ケアマネージャーを始めとする関係スタッフが退所後の方向性をサポートします。
なんな苑にも、通所サービスや短期入所サービスなど在宅介護を支援するシステムが整っていますし、他事業所との連携もとれていますので、様々なニーズにお応えできます。
また、諸々の事情で在宅での生活が難しい場合でも、特別養護老人ホームやグループホームを始め様々な施設の形態があり対応が可能ですのでご安心ください。